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2019/08/16

やきもの研修旅行

皆様、こんにちは。
しばらく不安定な天候が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。

7月末に、研修として佐賀へやきもの巡りの旅へ行って参りました。
今回の研修ではメインの訪問先を有田として、伊万里へも足を延ばしました。
その中で、私上田が選ぶ、やきもの好きなら是非訪れたい、オススメスポットを数ヶ所ご紹介いたします。

●有田市街
JR有田駅前の県道を東へ出て、車で5分程進んで行くと、今右衛門窯をはじめとする窯元やギャラリーでにぎわう通りに出ます。通りを散策しながら陶磁器に活気づく街の様子を見ることで、今も昔も、有田が陶磁器とともに栄えてきた街であるということが感じられます。
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●泉山磁石場
磁器の原料である”陶石”を採掘する磁石場。17世紀初めに発見されて以来、江戸時代の有田の磁器生産を支えました。
実際に訪れてみると、写真で見知っていたよりも遥かに広大な場所でした。目を凝らすと、ところどころに白い岩肌が見えており、有田へ来たということが強く実感できます。
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●有田町歴史民俗資料館
東館では、幕末~明治頃の作品、また窯道具の実物を見ることができました。
そして、なんと言っても、有田焼参考館の膨大な数の陶片たち。圧倒的な量の陶片から、有田の陶磁史を概観することができます。

●柿右衛門窯
展示場では現代の製品、古陶磁参考館では当代・酒井田柿右衛門氏をはじめとする歴代の代表作品が展示されています。そして、参考館にも展示されているような江戸時代の”土型”は、現在も工房で使い続けているといいます。参考館で過去の作品を見た後に、再び現代の作品を見ることで、改めてその歴史の長さが感じられます。

●大川内山
江戸時代に鍋島藩窯が築かれ、献上品である鍋島焼が製作された大川内山。
切り立った山など、江戸時代当時から変わらぬ地形の様子を見ることができます。
実際に鍋島焼が製作された土地を自分の足で歩くことで、当時の陶工たちの仕事の様子や暮らしぶりが想像されます。
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現地では多くの方々にお世話になりました。今回は限られた時間の中での行動でしたが、有田や伊万里の皆様の温かい人柄に触れ、個人的にもまたゆっくりと訪れたいと思いました。

(学芸員 上田)
2019/08/13

博物館実習報告③

 博物館実習でお世話になりました、日本大学の金崎です。
 戸栗美術館の手作りの展示解説シートやウェブコラム「学芸の小部屋」のファンだったので、ここで実習ができてとても充実した時間を過ごすことができました。実習で行った内容から特に印象に残ったキャプション作成の作業について紹介します。キャプション作成は、作品について下調べをし、原稿を書き、正確なニュアンスでかつ読み飽きないような文章にするために何度も言葉の使い方を確認しました。300文字を書き上げるために込められた熱量を知ると、これからは作品だけではなくどのような想いを持って学芸員のみなさんがキャプションを書いているのかにも注目していきたいと感じました。
 今回は実習のプログラムで作品紹介ブログにもチャレンジしました。
 現在開催中の企画展『青のある暮らし―江戸を染める伊万里焼―』の中から選ぶ私のイチオシ作品は、「染付 獅子花唐草文 長皿」です。

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「染付 獅子花唐草文 長皿」 伊万里 江戸時代(17世紀末~18世紀初)

 まず注目していただきたいのが、長皿の見込に描かれている2頭の獅子の文様です。2頭は互いの尾を追いかけあうような構図で、その姿は対称に表現されています。

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 右の獅子は、高い鼻筋に大きく見開いた目、眉根をぎゅっと寄せた顔つきが特徴です。たてがみは、渦を巻いて迫力のあるボリュームを出しています。左の獅子は、丸い鼻で目と目の間が広く幼い顔つきをしています。ふりむきざまになびいたようなたてがみは、2頭の動きにつながりと躍動感をもたらしています。表情をみると右の獅子は口を大きく「阿」の字に開け、左の獅子は「吽」と閉じていて、ここでも2頭が対となる存在として描かれたことが分かります。
 視野を全体に巡らせると、獅子を囲む花唐草が目に映ります。多重に表現された花弁、尖った葉先に丸くふくらんだ葉の形から、この花が牡丹であると考えることができます。この牡丹唐草は、やや抽象的に花を描き、花の中央から外側に掛けて徐々に色を淡くしていく様子や、繊細な唐草の流れがひときわ美しい文様です。

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 本作の獅子と牡丹唐草からは可憐な印象を受けますが、実は獅子も牡丹も中国では力の象徴として好まれていました。百獣の王である獅子は、太陽の力や権力をあらわし、百花の王である牡丹は豪華な花の形から富貴をあらわすおめでたい組み合わせだったとされています。日本には、元来獅子のモチーフとなったライオンも牡丹もありませんでした。それでは、これらの文様がどのようにして日本に伝わって来たのかを簡単にご紹介いたします。
 獅子の文様の始りは古代ペルシアまで遡るとされています。ペルシアの地にはライオンが生息しており太陽の力が宿る聖獣として扱われていました。そののちに、シルクロードを旅し中国に伝わるのですが、当時のライオンを見たことのなかった中国の人々にはこの世に存在する動物とは思えなかったのでしょう。邪気を払う魔除けの力を持つ想像上の動物、獅子として描かれました。その結果、頭部・頸部・尾などは火焔状に渦巻く毛並みで表現され、ライオンとはかけ離れた姿になったのです。そして、陶磁器の文様や裂地に描かれ、唐風の架空の動物という存在として日本に伝わりました。
 牡丹は中国で吉祥文のひとつとして親しまれてきました。奈良から平安にかけて日本へ渡ってきた牡丹は、観賞用として宮廷や寺院で栽培され、平安後期には工芸作品などに意匠化されています。江戸時代に入り、牡丹が盛んに栽培されるようになると、美しい花が目に馴染むようになったのでしょうか。主要なモチーフとして多く文様に扱われるようになります。こうして互いに中国から伝わってきた獅子と牡丹という文様は組み合わされ、おめでたい雰囲気のものとしてあらわされました。
 今回、作品ブログの執筆を通して、第一印象のかわいらしいというだけではなく、長皿に描かれた獅子の個性や花唐草の繊細さに気が付くことができ、私はこの作品にとても愛着がわいて好きになりました。ひとつひとつ見ていくと、作品の繊細さや歴史などご自身のお気に入りのポイントが見つかることと思います。
 今展は、浮世絵専門の太田記念美術館との連携企画展です。伊万里焼の作品を浮世絵とともに紹介する幅広い内容となっています。『青のある暮らし―江戸を染める伊万里焼―』にぜひお越しください。
 指導してくださったみなさま6日間お世話になりました。ありがとうございます。


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以上3記事にわたって、博物館実習報告をさせていただきました。
実習中は時間が限られ、慣れない作業も多い中苦心しつつも、みなさん意欲的に取り組んでくださりました。
特に、子ども向けワークショップでは、実習で学んだやきものの知識を活かして子どもたちとコミュニケーションをとったり、子ども目線に立った細かい気配りをしたりと、積極的に動いてくださいました。
職員一同感謝申し上げます。

また、今回の博物館実習では、1枚1枚、作品キャプションも制作していただきました。
キャプションは次回展覧会『たのしうつくし 古伊万里のかたちⅠ』内、特別展示室にて掲出いたします。
是非ご覧くださいませ。

末筆ではございますが、実習生のみなさま、6日間本当にありがとうございました。

(学芸員 上田)
2019/08/11

博物館実習報告②

 皆様こんにちは。国士舘大学の轟と申します。私は、大学で東洋史を専攻しており卒論で清代の宝物について執筆しようと思っている事から、戸栗美術館での博物館実習を希望させて頂きました。
 実習で苦戦したことは3つあります。1つ目は、キャプションの作成です。このキャプション作成は、25文字×12行の300文字から構成されており、その中で自分が一番作品で伝えたいことをよりお客様に分かりやすく伝えるということが非常に難しく大変でした。300文字と聞くと文字数が多いと最初は感じるかもしれませんが、作品を伝えていこうとするとこの文字数では足りず、いかに300文字で収めるのか、伝えきるのか、日本語の大切さを学びました。2つ目は作品をテグスと小鋲で固定する作業です。実習では実習用のうつわを使用しましたが、損傷させないように慎重に慎重を重ねて作業を行いました。テグスを結び作品を展示して、またしまう作業を1つするだけでもかなりの時間がかかるのを学芸員さん達は毎展示100作品くらい扱うのですごいなと驚愕しました。3つ目はこのブログの作成です。作品紹介の作品をよく観賞し細部まで目を凝らしてみること、その作品について本などの参考文献を調べることを短時間でこなすことが大変でした。6日間、業務と並行して実習を指導してくださり、ありがとうございました。
 では、ここからは作品紹介をさせて頂きたいと思います。私が紹介する作品は、「染付 網目文 手鉢」と「染付 網目文 皿」です。
 1つ目の「染付 網目文 手鉢」は江戸時代の18世紀後半に作られたものと思われます。この作品のちょっとした見どころは持ち手の部分に2ヶ所花形の穴が開いていることと、4つの足がついているところです。
手鉢の作り方は板作りと考えられます。長板4枚と短板4枚を貼り合わせ、底と持ち手を別付けし、その後底に足をつけていると推測できます。これは、角の内面が比較的鋭角であること、継ぎ目、持ち手の接合部分、底、足をご覧いただけると、ご確認いただけると思います。

W640Q75_①染付 網目文 手鉢 W126Q75_伊-686 W640Q75_①染付 網目文 足
「染付 網目文 手鉢」 伊万里 江戸時代(18世紀後半)

手鉢は料理を盛り付けるのに、また水を張って盃洗として使用されたと思われます。歌川豊国「喜怒哀楽之内 樂(源氏絵)」(東京都立中央図書館所蔵)から手鉢が盃洗として使用されていたことが分かります。
手鉢の網目は持ち手も内側外側もなるべくくっつけて規則正しいように網目文が描かれていますが、1ヶ所、網目を調整して描いた箇所があると思われます。それは、作品を正面から見たときに持ち手がない方の縁部分です。その部分だけ網目が付け足しされ、呉須が濃くなっています。手描きであることの、絵付けの労が忍ばれます。

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「染付 網目文 手鉢」伊万里 江戸時代(18世紀後半)

 2つ目の「染付 網目文 皿」は江戸時代の19世紀に作られたものと思われます。この作品の見どころは、表面が目の回るような網目文になっているところです。この作品の網目文は、高台内を除く表裏に描かれていますが、3つほどの描き方の異なる線があります。まず見込中央を白く残し、そこから口縁に広がる最初、ヒマワリの種を細長くしたような線、次にジグザグの線、そこから徐々に滑らかな波線になる線を組み合わせて、網目文が描かれています。また、裏面に続く網目文は表の網目文とは繋がっておらず、別々で描かれたことが、大皿の縁を観察することでわかります。

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「染付 網目文 皿」 伊万里 江戸時代(19世紀)

このように、網目文でも様々な描き方があることが2つの作品から分かると思います。そして、文様は同じ種類でも決して同一ではなく、1つ1つに特徴があり、絵付けの難しさを感じることができます。

今回紹介した作品は『青のある暮らし―江戸を染める伊万里焼―』で展示されています。この展覧会では、網目文の他に、蛸唐草文、雪輪など様々な文様の作品が展示されています。また、青色の作品中心に展示されていますが、青は青でも藍色、緑色に近い青、そして色々な濃淡で作品が描かれています。江戸時代の風情や暮らし、職人の技術、身近なところで使用されていたやきもの、作品の美しさに触れることができる展示になっています。是非一度ご来館いただき、実物を鑑賞されてみては如何でしょうか。
2019/08/10

博物館実習報告①

みなさま、こんにちは。
戸栗美術館では今年も3名の博物館実習生を迎え、先日、無事に全日程を終了いたしました。
実習中は、学芸業務からお客様対応、広報業務まで、多岐にわたる活動をしていただきました。
なかでも、作品を観察、調査し、その魅力を自分の言葉で伝えることは、学芸員の重要な仕事です。
そこで、今回のブログでは現在開催中の『青のある暮らし―江戸を染める伊万里焼―』出展品の中から実習生のみなさんが選んだお気に入りの作品について、魅力を紹介していただきます。

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 昭和女子大学の中島と申します。今回、戸栗美術館の学芸員実習でお世話になりました。
 実習期間中は、実践的な内容が多く、様々な体験をさせていただき、多くのことを学ばせていただきました。その中でも特に印象に残っていることはテグス留めです。展示中の陶磁器を守るためにとても重要な役割で、作業をしていくうえで“作品を傷つけない”ということを常に念頭に置き、丈夫かつ綺麗にテグスを張るという難しさに、学芸員の方の思いと熟練の技を感じました。
 今回の展覧会では『青のある暮らし―江戸を染める伊万里焼―』ということで“青色”が一つのキーワードになっています。染付という酸化コバルトを発色の主成分とした絵具で文様を絵付けた作品を主としています。一見同じような青ばかりでもその中で色の濃さや、文様、技法の違いにご注目いただければと思います。
 私が紹介するのは、「瑠璃釉染付 桐鳳凰文 鉢」と「染付 鳳凰花鳥文 八角鉢」です。二つの共通点としては、鉢形であり、鳳凰と花唐草文様があしらわれていることが挙げられます。鳳凰は古代中国で想像の瑞兆としてあらわされました。キリン、亀、龍とともに四瑞とされています。唐草は伊万里焼では定番の文様のひとつで、時代とともに形を変えて表現されてきました。縁回りや見込の背景など側面にも描かれ、大皿の随所に登場してきます。唐草には花唐草、蛸唐草、みじん唐草などの種類があります。今回紹介する作品二点には花唐草が用いられています。繊細な筆使いであらわされる優美さに注目していただきたいです。

 一点目の作品は「瑠璃釉染付 桐鳳凰文 鉢」です。第一展示室の単体ケースに展示されており、大きめの深鉢です。瑠璃釉といって、呉須を入れた釉薬をかけて濃くはっきりと色を出しています。見込には白抜きの鳳凰が描かれ、堂々とした姿がうかがえます。深鉢の大きさに負けないくらいの迫力があると感じました。伊万里焼では、17世紀半ば以降、鳳凰は桐とともに描かれることが多くなってきたと言い、本作でも黒っぽい発色の染付線で桐が左右に描かれています。そして側面には花唐草があしらわれ、蔓が伸びやかで側面一周が繋がって見えます。

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「瑠璃釉染付 桐鳳凰文 鉢」 伊万里 江戸時代(17世紀中期)

 二点目は「染付 鳳凰花鳥文 八角鉢」です。型打ち成形と呼ばれる、轆轤で挽いた素地を型に被せて叩き、型の器形を写し取る方法で作られています。見込には小さく鳳凰と火焔宝珠を描き、口部に細かく花唐草があしらわれています。この鉢自体が一つ目の作品よりも小さく、全体の絵付けも小さめです。しかし、その中でも鳳凰の凛々しさを見せ、細かい花唐草が鳳凰を引き立たせているようです。二作で違うところは大きさもそうですが、同じ花唐草でも描かれ方が異なります。八角鉢の花唐草ははじめ遠くから見ても何の文様なのか分かりにくいのですが、よく見るとびっしりと敷き詰められています。細密な描写で人間業とは思えないほどの線描きは高度な技術が必要だったとされます。熟練の絵付け職人ならではの妙技といえます。

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「染付 鳳凰花鳥文 八角鉢」 伊万里 江戸時代(17世紀後半)

 このように、同じ文様が描かれていても違った表現があるということをこちらの二点から見ることができます。また、同じ鉢でも大きさ、形が違うだけで印象も変わります。
 そもそも日本において大皿は桃山時代から江戸時代で上流階級に少しずつ浸透していきました。江戸時代前期には宴の中で菜を盛って見せるうつわとして盛んに作られたそうです。宴といっても儀式的なものだったでしょう。ご紹介した一点目の作品は大鉢であり、大皿と類似した使用の可能性が考えられます。ちなみに、料理料理文化の発達した江戸後期には大皿の性質が変容し、とくに19世紀には皿鉢料理といわれる鉢盛料理も広く流行したそうです。二点目については同時代の類品を調べてみると、英国の城に染付の花唐草文小鉢や色絵の松竹梅鳳凰文八角鉢などがあることから、本作も輸出品と考えられます。また、英国では実用のみならず収集品として扱われていた可能性もあります。このように、時代背景や国によって用途はそれぞれだったということを陶磁器とともに感じていただきたいです。皆さんなら鉢をどのように使いますか? ぜひ作品同士の違いを見つけつつ、江戸時代の人々の暮らしを覗きながらご覧いただきたいです。
 最後までお読みいただきありがとうございました。お忙しい中、丁寧に指導してくださった戸栗美術館の皆様に感謝申し上げます。
2019/08/01

ショップ商品のご紹介

皆様、こんにちは。

現在、戸栗美術館では『青のある暮らし―江戸を染める伊万里焼―』を開催しております。
展覧会と併せてご覧いただきたいのが、展示ごとに商品の入れ替えを行っているミュージアムショップ。

そんなミュージアムショップの商品の中から、今回は博物館実習生におすすめのものをご紹介いただきます。また、掲載の商品写真はそれぞれ実習生による撮り下ろしです。

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皆様こんにちは。博物館実習生の昭和女子大学の中島です。
今回ご紹介するのは、当館で何度も個展を開催されている、有田の作家・たなかふみえ氏による豆皿の新作です。 
この豆皿は全部で10種類あり、今回の展覧会である『青のある暮らしー江戸を染める伊万里焼―』にちなんで青を基調とした作品に仕上がっています。

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たなか氏が同じ型の小皿に一つ一つ手描きで製作。こちらは小さな豆皿に大きく大胆に描いた富士山や、波うさぎなどお皿いっぱいに濃くはっきりと描かれています。

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一方で繊細に描かれた地紋尽くしや、これからの季節を思わせる朝顔などの可愛らしい絵付けもございます。

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豆皿の小さな世界にそれぞれ違った雰囲気が味わえます。是非展覧会と同時にご覧ください!

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こんにちは。博物館実習生の日本大学の金崎です。
次にご紹介するのは、瑠璃色がじめじめとした夏に映える酒杯と小皿です。

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職人さんがひと線ひと線、手で描いた作品です。伝統模様の麻の葉や網絵、手の中で流れるかのような雨だれと3つの絵柄を楽しめます。

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お気に入りを見つけて、ぜひ「青のある暮らし」をお家でもお楽しみください!

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皆様、こんにちは。博物館実習生の国士舘大学の轟です。
今回、戸栗美術館ではを企画展『青のある暮らし―江戸を染める伊万里焼―』を開催しております。
ミュージアムショップでは企画展にちなんで青色の商品を販売しております。

その中で私がご紹介する商品は、こちらの染付猪口です。
染付猪口は、綺麗な青色で夏の暑さの中に涼しさをもたらしてくれる商品です。また、蕎麦猪口と言われるようにお蕎麦を食べる時に使用するなど夏の風情を感じる商品です。

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写真では3種類をご紹介させていただきましたが、その他にも2種類あります。
是非、当館に立ち寄って確認してみてください。

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実習生の皆さん、ありがとうございました。
次回は、実習生による作品紹介記事を公開予定です。
どうぞお楽しみに。

(学芸員 上田)